インクブルー解散のご挨拶

 

2018年10月より活動を開始した作家集団インクブルーですが、この度、2019年10月末をもって解散することとなりました。伴いまして、10月末日にてこちらのサイトを閉鎖し、Twitterアカウントを停止いたします。

これからはそれぞれの創作活動に専念していきますので、今後とも、個人の活動を見守っていただければ幸いです。

今までインクブルーを見守っていただき、ありがとうございました。

 

主宰  氷鳥 隆一

新居 裕美

天城・乙原・星・彼川

 

■1日1プレミス:「9月プレミス総評」

9月総評

9月のプレミス総評は、新居先生に代わり、氷鳥がお送り致します。
残暑と台風とが続く慌ただしい季節の中、力作をありがとうございました。

今回、私が個人的に感じたことは、
「読者が“目に浮かぶ作品”がどんどん増えてる」
です。
先月の新居先生の総評に「アイディアが出るようになった」というお言葉がありましたが、「ふわっとしたアイディア」から一段進んで、より具体性があり、読者や周辺の制作者が想像しやすい作品が増えてきています。
確実に力は上がってきていると思います。

人間ドラマを描く上で、大切なことは大きく2つあると思います。
ひとつはもちろん「作中のキャラを使って、生きた人間のココロの動き(葛藤とカタルシス)を描くこと」。
もうひとつが「作中のドラマを、どう読者に伝えるか」です。

どんなに作中のキャラにとって深いドラマであっても、読者にツカミで興味を持ってもらったり、体感できるものでなければ、「一般層にとっての“深いドラマ”」になりません。
作中のドラマのリアリズムだけで感動できるのは、物語を読むことに積極的なアクティブ層だけだからです。
(歴史系など、ジャンルモノにこの傾向が顕著です)
よくこの辺「感情移入」とか「共感」という表現を使いますが、「自発的に感情移入“する”」のがアクティブ層で、そうではないのが一般層です。
なので、プロ作家の仕事は「ドラマを描くこと」ではありません。
そこにあるドラマに「無意識に感情移入“させる”」ことです。
全くドラマが描けないのはマズいですが、ドラマがあっても「感情移入“させる”」ができない作品は、商業的に価値がありません。

「目に浮かぶ作品」を私が評価するのは、「ドラマに無意識に感情移入させる」ために有効な要素の一つだからです。
ここで言う「目に浮かぶ作品」とは、「主人公が具体的に何をして、どういう葛藤やカタルシスを得たのかが、五感もしくはシンプルな感情で具体的にわかる」と考えて下さい。
プレミスという限られた文字数の中では、どうしても「アイディア=漠然とした構想」だけが先行しがちです。
ですが、何か1つでもプレミスの段階で「具体的なるもの」が入っていくようになれば、それだけ作品の方向性が明確になり、「プロットが描けない」が減るのではないかと思います。

▽天城さん

「腰掛けてみませんか?」
天城さんの物語で描かれた椅子、読者はきっと買いたくなると思います!
(もちろん私も欲しいです!)
コメント返しでも頂いた通り、「自分に合う椅子があったらいいのに」という素朴な悩みこそ、多くの一般層にも訴求するものです。
物語のツカミとしてもわかりやすいのはもちろん、読者が「自分に合った椅子」に出会える喜びを作中のキャラと共感しやすいですし、読後に「現実世界の椅子」に関心を持たずに入られなくなるはずです。

……いや、人情モノや恋愛モノなども、日常に近い題材という意味では想像はしやすいですが、読後のリビドーで爆買いしたりはできないですよね。
(環境によっては、できる人もいるかも知れませんが)
『テルマエ・ロマエ』は素晴らしい作品ですが、題材が風呂だったから一桁多く売れた側面はあると思うのです。それが「プロ作家のうまさ」だと思います。

「服脱げ、俺が選ぶから」「笑って、笑って、笑わせて」などにも、これを読んだ読者や企業がどういう行動を取るかが想像しやすい──現実世界側の読者の日常を豊かにできる可能性を感じます。
ほんの少しの差かも知れませんが、今までの天城さんのプレミスからは、あまり感じられなかった変化という印象です。

たぶん、現実世界とリンクしてもいなくても、文学作品の価値は変わらないでしょう。
描き手は描きたいのであって、この辺は作家自身にとってはどうでもいいことだろうと思います。
でも、このリンクがより多くの読者さんとの出会いを生み、読者の現実世界も幸せにすることが可能であるとしたら、少しは考慮する価値があるのではないかと思います。

……天城さんも、この作品を読んだ家具メーカーさんが「思わず天城さんに合った椅子を作ってしまいました」と言ってくれたら嬉しいですよね?
そのために作品を描いているわけではないとしても。

▽乙原さん

「恋愛欠乏症」
この作品に限った話ではないのですが、女性向けやシナリオ方面にとって「変なキテレツファンタジー設定で誇張するより、地に足のついたキャラで丁寧に書け」は、新居先生のおっしゃるとおりだと思います。
……が、その一方で「ツカミのうまさ」「設定の奔放さ」は乙原さんの大きな魅力の一つだとも思うのです。
有名な言葉で「犬が人を噛んでもニュースにはならないが、人が犬を噛んだらニュースになる」というのがあるのですが、乙原さんはそれを武器にして良い側の作家さんだと考えています。
(もちろん、ドラマの部分を疎かにしてはいけませんが)
もしも、今回のような設定を突っ張る場合のコツを参考までに。

【設定を彫り込んで、有無を言わさぬリアリティを出す】

不思議なことに、人間は「実際にあったことだ」と説明されると、どんな奇抜な設定でも一応その存在を信じてくれるものです。
で、大抵の世界設定は必要から生まれるものなので、世界のどこか、歴史のどこかには似たような例があるものです。それを探しましょう。
例えば、婚姻を制限していた政府など歴史上たくさんあったわけですから、「恋愛誘発薬」くらいは探せばありそうです。
現代でも、「人里離れた山村の成人儀礼」とか、「一つの大企業が全てを管理する地方都市」みたいな線でリアリティを出していくことは可能だと思います。
表向きのジャンルも、ホラーかミステリーにしちゃいましょう。
そこに深い人間ドラマがあれば良いんです。
横溝正史とか、マイケル・クライトンとかの世界ですね。

対象顧客層による傾向の問題を除けば、「物語の構図を際立たせるために、極端すぎるくらいの設定を足す」自体は悪いことではないと思います。
どんなテーマでも現代日本で書くべき、というわけではないので。
問題は「どこまで説得力を持つ設定か?」という話だと思います。
そして、「結果として、主人公がどういう願望と葛藤を持つか」だと思います。

「恋愛欠乏症」の場合は「なぜ主人公は、親の願いを無視できないのか」あたりが主人公の葛藤の根源として整理すべき部分だし、「お前の恋~」は「主人公がヒロインの恋心を食べると何が起こるのか」で主人公の葛藤の種類や展開が決まるでしょう。
(喰うことに何のリスクもないと、ストーリーが動かない)

▽星さん

「ハーブティの香り」
これ、ネタは直球ですが、「ちゃんと描けば、読んだ読者が幸せを感じることができる作品」と明快にわかります。
仮に企画書として受け取る立場の人間から見たら、これは「描く価値のある作品」だとハンコが押せるものです。

少し前までは、「切ない恋愛」「子供育てバトル」のような、作者の「こういう物語が描きたい」という願望が描いてあるだけで、「それドラマじゃない」というようなプレミスが多く、不調を心配していました……。
でも、今回は「~する物語」のような、自分の描きたいことと読者に伝えたいカタルシスが具体的に表現されている作品が出揃っていて安心しました!
星さんは「屈折したもの」を描くのが得意で、対立なり葛藤を描く点では有利な作家さんだと思うのです。
が、その勢いのまま本当に「出口のない葛藤」を描いてしまうと、書き手も読者も陰鬱になる一方なので、人一倍「この物語を読んで、読者はどう癒やされるのか(ドキドキするのか)」にリソースを割くと良いと思います。
影がある分、今回のハーブティーとか寝息とかの読者の五感に訴えるもの、スキンシップを連想させるものは、普通の作家さんよりギャップがあって破壊力が出せるはず。
新居先生のお言葉を借りれば「読者の心と身体に効くはずです」。

その一方で、キャラのドタバタだけではうまくいかない、きちんとした調査をしてディテールをしっかり描く必要のある作品が多いとも感じました。
「ハーブティの香り」も「メンヘラメーカー」も、基本的には蘊蓄ものの範疇ですし、「「その恋が~」「寝息を~」「ウサギの~」とも、見どころがわかりやすく直截的な分、引き出しを用意しておかないと、すぐにネタが尽きそう。
(この辺は、プロットを組む段階でしっかり準備すればいいと思いますが)

「メンヘラメーカー」のように、人の影の部分をタブーにせず、あえてネタにして笑い飛ばすようなノリ、いわばトリックスター的と言うかアンチヒーロー的なノリは、星さんに向いたジャンルかも知れない──という可能性を感じました。
今の日本の暗い世相を考えても、結構需要ありそうですし。

▽彼川さん

「私の部屋には天使がいる」
プレミスの文字数で、明快に物語の構図(基本的な葛藤)と、来たるべき破滅(主人公の最大の選択)がわかる記述ができるのはさすがです。
どれもタイトルは秀逸、ビジュアル的にも美しい構図ができそうなものばかりで、このまますぐにでも映画のポスターが発注できそうです。

少しだけ気になったのが、書き方がシチュエーション主導で、「わかる人」向けの書き方ではないかという点です。
我々のような、普段から物語を描いている人間にとっては、「~する二人のラブロマンス」とでも書いてあれば、いくらでも構想が広がるのですが、平均的な編集者クラスでも「いい話っぽいが、もう少し具体的に書いてもらわないとわからん」のような反応をされることはあり得ます。
ここでいう「具体的」とは、冒頭でも書いた通り、「主人公が具体的に何をして、どういう葛藤やカタルシスを得たのかが、五感もしくはシンプルな感情で具体的にわかる」と考えて下さい。

例えば、「終末世界RPG」の場合、主人公が「チートライフのために」「神様になるために」、世界の復興に取り組むのはわかるのですが、主人公のキャラ性や「復興することの楽しさ」が見えないので、地味なお話に見えそうです。
「君は大人にならない」は、どんなラブかを触れておかないと、ひたすら悲劇の話に受け取られてしまう気がします。
作家の立場からすれば、「そこはプロット以降でどうとでもなります」という話ではあるのですが、作家以外の人に明快に伝わるかはちょっと怪しいかも。
「私の部屋には天使がいる」「おねえちゃんのこ」あたりは、主人公のキャラ性はわからないものの、置かれた状況から主人公の行動目的が容易にわかるので、プレミスの時点で「どんな物語か想像できる」という反応は得られそうです。

……この辺、プレミスづくりとしてはいらん世話な気もします。
が、当世のキャラクター重視の潮流、エンタメは「主人公=読者」であり「●●な主人公が△△して××なカタルシスを得た」というほうが圧倒的に伝わりやすいことを考えれば、外向きに書く時はもう少しだけキャラ主導(特に主人公)っぽい書き方に寄せると良いかも知れません。

最後に──
4月より始まりましたこの「1日1プレミス」の企画は、今月にて終了となります。
参加してくれたメンバーと、そして全員に向き合って添削して下さった新居先生には、深い感謝の気持ちでいっぱいです。

基本的にはメンバーの作家としての腕を磨くために発案されたこの企画ですが、同時に当サイトの公開コンテンツでもあります。
ここまで切磋琢磨してやり遂げたメンバーの姿を見て、少しでも勉強になった、勇気づけられたという方がおられたら、これ以上の喜びはありません。

皆さん、ありがとうございました!!

■1日1プレミス:彼川「フィクサーの遺言」

1日1プレミス

デスゲームの主催者だった父親が残した遺言を息子が見つけ、元生き残りの殺人犯を止めるサスペンス。

ストーリーアナリスト・新居裕美 コメント
この作品も百合にすると魅力が増します。
幾つかの顔を持つ秘密を抱えた美しい殺人鬼と、主人公の攻防を見たいです。
読者が魅了される殺人鬼を作ってください。
彼川コメント返し
コメントありがとうございます。
主人公の父親が実はデスゲームの主催者だった…というところから始まったら
面白そうだと思ってプレミスを作りました。
ただ、まだどのようなストーリーにするか迷っているところもあるので
また変えるかもしれません。
主人公と殺人鬼の百合は美しいのでその方向で考えたらアイディアが沢山
でてきそうです…! 愛憎のサスペンス百合がいいですね。

■1日1プレミス:天城「エンドマークをつけるなら」

1日1プレミス

潰されるブックカフェの本たちを新オーナーの魔の手から救おうと奮闘するバイト店員の話。

ストーリーアナリスト・新居裕美 コメント
面白いです。
読み応えがありそうです。本を大事にする店員さんたちの本の救出劇をスパイもののように危機を沢山入れれて描きつつき、各人の本との出会いや思い出や愛する想いを共感や感動レベルで描いてください。
書店員さんの濃いキャラと、本を愛する気持ちが共感を呼びそうです。
天城コメント返し
個人経営のブックカフェの活字嫌いな新オーナーを押し倒す勢いで本への愛をこれでもかってくらい熱く語るバイト女子、という絵面が浮かび書いたプレミスです。
コメントいただいて考えたんですが……図書委員会vs学校側という図書処分を巡るぶつかり合いというのもいいですね。
進学校で自習室確保のために利用者のいない図書室を縮小、書籍を処分すると言われて、学校から本を守ろうと奮闘する図書委員たち。
最初は委員会内でも温度差があったが結束が固まり、イベント開催で集客を狙うとか。
街角のブックカフェの話のつもりが青春ものになってしまいましたが、面白いものになるのでは?
コメントありがとうございました。

■1日1プレミス:「私、前世がゴキブリで」

1日1プレミス

美女で超性格の悪い高飛車JKが、イケメン彼氏の汚部屋を見た瞬間、生粋のゴキブリ(メス)だった前世を思い出し……変人な昆虫部の男と出会い高慢な性格を改めていくめげないゴキブリ精神物語。

ストーリーアナリスト・新居裕美 コメント
媒体は漫画ですか?
かわいいゴキブリ前世のイラストが見たいです。
イケメン彼氏とイイ感じになるとゴキブリに戻っちゃうなど、前世を思い出すだけでなく、主人公の人生と恋のカセになるようゴキブリを使うと面白くなります。
まずはゴキブリ生態の研究が必要です。

変人昆虫部員も、とんでもなく変人だけどかっこよく作ってください。
乙原コメント返し
コメントありがとうございます。
ゴキブリの生態……頑張って調べてみます!
変人昆虫部員が、ゴキブリになってしまった主人公を救うシーンが思い浮かびました。
いいですね!ゴキブリの使いようによってはすごく面白くなりそうです。

◼1日1プレミス:彼川「私の部屋には天使がいる」

1日1プレミス

海辺に打ち上げられた天使を拾った美人モデルの女子高生が永遠の若さを欲して、食用に天使を育てる。

ストーリーアナリスト・新居裕美 

とても魅力的。拾ったのは‥ちょっと不美人でネガティブな女子高生が良いのでは?天使を拾って育てる間にポジティブで美しい人になって人気も急上昇!天使との仲も良好・でも自分の位置を守るためには天使を食用にせざるおえなくて‥というように「葛藤」が入るようにストーリーを組むと良いです。

彼川コメント返し
コメントありがとうございます。確かに「葛藤」が大事になる物語ですね。当初考えていたのは美人の子は自分のために天使を育てていたが、天使の子が好きになってしまい、食べられなくなるというものです。
不美人の子が自分の地位を守るために天使を殺すか否か…の方も葛藤の度合いが高そうですね。
せっかく手に入れた自分の地位か、天使か…どちらを守るか主人公が苦しんだ方が読者が共感出来るでしょうか。
天使か、自分の大切にしている何かか、選択を迫られる葛藤についてもう少し案を出してみます

■1日1プレミス:天城「腰掛けてみませんか?」

1日1プレミス

天才椅子職人が作る椅子には、それに座る人の人生を受け止める力が宿っている。

ストーリーアナリスト・新居裕美 コメント
その人の人生を受け止める力が宿っている椅子‥素敵です。
具体的にどのように受け止めるか知りたいです。
更に、天才椅子職人の人生や椅子作りの過程も見たいです。アシスタントさんも居ると、ストーリーに広がりが出ます。椅子に宿る特別な力の表現方法も考えてください。
天才椅子職人の人間性とアシスタントのアシストも見所になりそうです。
天城コメント返し
自分の体に合う椅子があればいいのにという願望から思いつきました。
完全オーダーメイドの椅子を提供する椅子職人とそのマネージャー的存在の友人によるバディものではいかがでしょうか?
椅子職人は椅子へのこだわりから、人が椅子に座る姿勢を観察し、そこからさまざまな情報を読み解くことで、その人の問題を解決している。
ただし、口に出さずにできた椅子で語る。だから、彼の椅子には座った人間の人生を変える力がある……というのはどうでしょうか?
なお、口に出して語らないにもほどがあって、そのへんのフォローは友人がしてくれるという感じで。
コメントありがとうございました。

◼1日1プレミス:彼川「君は大人にならない」

1日1プレミス

片想いをしていた女の子の成長が止まり小学生の姿から変わらなくなり、主人公はどんどん大人になっていってしまうラブロマンス。

ストーリーアナリスト・新居裕美 コメント

ステキな話です。どのようなラブを描くか明確にすると良いです。大人になっていく主人公が、幼いままの片思いの子を思うだけの話か?両思いの初恋の彼女の成長が止まっても、互いを想い続けるラブなのか?どのような設定にすると【強く想う気持ちとラブの切ない葛藤】が出せるか考えてください。

「ベンジャミンバトン」の葛藤や切なさや純粋な想いを参考にしてください。

彼川コメント返し
コメントありがとうございます。設定としては両思いを考えていました。最初は同じ好きという気持ちでも、大人と子供の好きの意味は変化してしまう葛藤などを描きたいと思いました。
最終的には、ずっと子供のままの彼女にどう接して行くのか主人公が答えを出す。もしくは仕方なく別れざるを得ない、というようなENDにしたいと考えています。

■1日1プレミス:乙原「バーチャルホストは今日もイケボで夢を売る」

1日1プレミス

3Dアバターと画面越しで楽しくお酒を飲むバーチャルホスト、その中で本気になって夢を売るワケありイケボ男子たちの連作短編。

ストーリーアナリスト・新居裕美 コメント
タイトルに食いつく女性は多そう。
本当はボイスドラマが面白いですが、3Dアバター設定が活きませんね。
何がいちばんの売りか考えて再考してください。
3Dアバターを活かすなら、配信ドラマが良さそうです。
バーチャルホストの描き方と、彼らの友情やBLも交えて描くと面白いです。
乙原コメント返し
コメントありがとうございます。
バーチャルホストの売りは現実の自分とイケメンホストの自分、
2つの顔を併せ持つホスト達の葛藤です。

画面越しではNO.1ホスト、だけど私生活はパッとしないコミュ障なダサ男。
ずっと男になりたかった女性がひっそりと夢を叶えたり、
バーチャルの力を借りて女性恐怖症を克服しようとしたり、
声が変だといじめられたトラウマを乗り越えたりと、
画面とイケメンな見た目でなりたい自分になれる場所。

2つの顔を持つせいでそのギャップに苦しんだり、
でもその葛藤の中で少しずつ自分を認められるようになっていく成長を描いてみたいと思い、このアイデアを出しました。
BLなら、お互いコンプレックスの塊の男二人が、画面越しから恋を始める。
そして勇気をだして本当の自分を見せるラブストーリーに仕上げたいです。

 

■1日1プレミス:彼川「黄昏ルームシェア」

1日1プレミス

現実主義で流されやすいOLとマイペースだが夢を追っている大学院生の、夢と現実の摩擦にぶつかりながらお互いを補って生活するルームシェア百合。

ストーリーアナリスト・新居裕美 コメント
設定は良いです。
ここに具体的なアイデアを足してください。
2人のキャラと生きている世界、背景と将来の夢を入れて、
2人の女性像を明確にする事で、描く世界が魅力的かどうか分かります。
魅力的でない場合は、2人のキャラや背景をアレンジしていけば良いです。
シェアしている土地柄も大事。女性が住みたい土地や家にしてください。
物語が生まれる様々な付加価値を足すと良いです。
彼川コメント返し
コメントありがとうございます。
現実主義のOLは夢を追いかけたいという思いがあったけど、就職の道を選んだ子で
大学院生はモラトリアムを先延ばしにして夢に挑戦している…という感じです。
OLの子は大学院生のひたむきさに救われるのと同時に、
嫉妬したり葛藤したりします。
二人が住んでいる地域については着目してなかったので、考えたいですね…!
土地によって生活も違ってくると思うので、いくつか候補出してみます。